こんにちは!!
福岡市中央区六本松にある『MORE鍼灸整骨院 六本松院』です!
当院については「こちら」もご覧ください。
今回は前回に引き続き、東洋医学の体質タイプについてご紹介いたします。
前回は体に必要なものが不足している状態、「虚証」の3つのタイプについてでした。
今回は、有害物が滞っている状態、「実証」の3つのタイプについてご紹介いたします。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
《気滞》
・イライラしやすく怒りっぽい
・寝つきが悪い
・お腹にガスが溜まりやすい
・こめかみや舌の両側に痛みがある
体や精神をコントロールする「気」の流れが滞り、心身共に不安定になりやすい状態です。
過労や緊張が続くことで「気滞」となり、不眠や生理不順が起こりやすくなります。
適度な運動や好きな音楽などでリラックスし、体に溜まった余分な気(ストレス)を発散させることを意識しましょう。
《瘀血》
・肌が荒れやすく、シミ・そばかすが多い
・肩こりや頭痛がある
・唇、歯茎の色が紫色っぽい
・生理痛が重く、経血にレバーのような塊が混じる
血の流れが滞ることで体の末端に栄養が届かず、老廃物が溜まりやすくなっている状態です。
血行不良により肩こりや頭痛、生理痛などの症状が出やすくなります。
軽いストレッチや半身浴を行なったり、同じ姿勢を続けないなどの対策で血流の改善に努めましょう。
《痰湿》
・むくみやすい
・体や手足が重だるい
・水太りでぽっちゃりしている
・唾液や痰が多い
水の流れが滞ることで新陳代謝が悪くなり、余分な水分や脂肪が溜まりやすくなります。
ニキビや吹き出物、痰などが出やすくなり、普段から倦怠感やめまいを感じることが多いのも特徴です。
すでに余分な水分が溜まっている状態なので、水分補給は適度に行い、少量をこまめに飲むようにしましょう。
豆類・瓜類・海藻類は水の巡りをサポートすると言われているためおすすめです。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
これらの6つの体質は日々の生活によっても変化し、1つの体質に特定できない場合もあります。
その時々の体調を確認しながら、自分に合った対処法を試してみてください☘